エンジンオイル交換をしなかったら…。

こんにちは、ブログがまたまたさぼり気味でした。

今回は出張修理ではなくお預かり修理のご紹介です。

たまにお客様よりご質問があるのですが、エンジンオイル交換をしなかったらどうなるのですか?
2サイクルエンジンを乗っておられた経験がある方はもしかしたら自己体験としてご存じの方もおられるかもしれませんが、ほとんどの方はおそらくエンジンが壊れるといった回答にはなると思います。

まさにその通りなのですが、どんな感じに壊れるのでしょうか?

今回ブログがさぼり気味だったのもオイル切れによるエンジン修理が立て続けに入っており同じような症状をしていたのでご紹介いたします。

今回はヤマハN-MAX125とアクシスZにお乗りのお客様からのご依頼で、出張点検に伺いました。

◎症状
 ・トラブル直前異音が出だす。
 ・普段通り走行中にだんだんスピードが出なくなりスンとエンストして再始動しない。
 ・その後何度再始動を試みると再始動するがスピードがでず、再びエンストした。
 ・セルが回らなくなる(バッテリー不良と疑われる方もおられます。)

点検はバッテリーの確認を行い、まずエンジンを手動で回転するかを確認します。
回転しないもしくは、ゴリゴリと異音がする場合がほとんどです。

この状態になるまでに約6000~10000Kmぐらいエンジンオイル交換がなされていなかったようです。

このようにピストンはガリガリに削れてしまっています。
あわせてクランクシャフトもダメージがあり回転にごろつき感があったり可動部が固着しているところも出てきます。

溶けたアルミが各部に散って溶着している部分もありました。

このような状態になると、部品はほぼ交換することとなり高額修理にはなりますが、昨今新車不足の影響や、やはり125ccクラスになると乗り換えるよりかは修理代の方が安く収まるという事で、2台ともエンジン修理となりました。

修理するとなると費用も時間もかかります。
たかがオイル交換されどオイル交換です。
早めのオイル交換をお勧めいたします。

当店の推奨交換時期は1500Km程走行としております。

是非オイル交換だけでも承りますので、ご依頼お待ちしております!!

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