伏見 スカイウェイブ250 (CJ43) スピードメータ不良 出張修理

こんにちは!
まだ…梅雨明けませんね。
お休みの日に地元を散歩をしていると、街路樹の木の根っこに見たこともない、キノコがいっぱい生えていました。
キノコにはさぞ過しやすいのでしょうね…。

今回は以前に後倫タイヤ交換お世話になりました、スカイウェイブ250(CJ43A)にお乗りのお客様よりリピート依頼を頂きました。
タイヤ交換後は快調だったそうなのですが、突然スピードメーターが動かなくなったとの事でした。

スピードメーターの故障の原因は大きく3つあり、その特定をする必要があります。

  • スピードメーターの表示板そのものの故障
  • 速度を検知する機構、センサー
  • 上記二点を接続する配線、ワイヤー

この3つの特定するのは、現場に伺わなければ判断できません。
しかも、この手の故障は大半が部品交換を要する修理となりますので、
初日は点検をお行い原因特定させ、その後、故障部品を発注し後日に部品交換を行い修理完了!というステップとなります。

しかし、今回の車両は故障しやすい場所というのがあり、経験的に予想をたて先行し部品は注しておきました。

部品入荷後、出張修理に伺いました。
早速現場にて点検を開始しました。

メーターキーON直後に動いてることは確認でき、メーター本体は大丈夫そうです。

そしてフロントフォークについているスピードセンサーの配線ですが、特に外観的に損傷もなさそうです。

そしてあらかじめ予想をたてて注文していた部品の点検です。
フロントホイールに中心部についているスピードセンサーの点検です。

ホイールのシャフトを抜きす少し、ジャッキアップすると外れます。

スカイウェイブ スピードメーター不良

外したら明らかに何か外れていますよね。

実際は外れているのではなく、破損して奥に筒状の部分と縁が切れています。
この部品は、二つの爪がホイールとかみ合いホイールと同じく回転する部品です。
この部品は、筒状になっており奥側はマグネットがついています。そのマグネットの磁力を使い非接触でホイールの回転数(スピード)を検知しています。

今回は回転部分とマグネット部分が破損しマグネットが回っていないことが原因でした。

ヤマハ・スズキに多く見られる故障で経年のグリス切れが原因でこのような故障になります。

あらかじめ、注文していた部品と交換し、清掃・グリスアップを済ませ、無事メーターが動いてくれました。

正直、予想が当たってホッとしました。
もし、これが壊れていなければ高額部品の故障になってきますので…。

もしスカイウェイブ250(CJ43)やマジェC、グランドマジェなどで、前輪からある速度の時に甲高い音が鳴るといった症状がある方は要注意です!
グリス切れが起こって異音が発生している可能性があります!!

当店もだんだんと再度のご依頼を頂けるようになってきました。
継続して信頼を頂けるよう努力していきますので、どうぞ、『バイクの救急隊!ROSSO』を宜しくお願い致します!

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