南区 JOG (SA39J)のエンジントラブル出張修理

こんにちは!
今回のご依頼の紹介は南区のJOGにお乗りのお客様よりエンジンがかからなくなった。
とのご依頼で出張修理にお伺い致しました。

症状は雨上がりの翌日エンジンをかけようとすると、セルは回るがかかってくれないとの事でした。

この症状で原付で良く発生しているのは、バルブのカーボン噛みと言われる、ガソリンが燃焼した後の煤が原因で起こる症状ですが。

しかし今回の場合それとは違いました。
点検時にはバッテリーが弱くなっていたのでキックを試すと踏みごたえもあり一発で始動してくれました。
今回のトラブルの原因はスパーグプラグ(点火プラグ)のソケットになる部品でプラグキャップの不良でした。

中で漏電して焼けてます


大雨・多湿+JOG・ビーノで初期に近い型式で特有のトラブルです。
特に赤いラバーがついている車種は要注意ですね。症状が無くても破損していることが多いです。
見にくですが…、写真の赤丸のネジのようなものはこの部品の中についているものですが、折れて外れています。
このネジが電気を流す端子になるのですが、これが折れたせいで電気が流れにくく泣ていたのです。
湿気が多い日は流れなかった電気は行き場が無くプラグキャップ中央部の白くくすんだ部分から漏電していたようです。
(夜に見るとはっきり漏電しているのが見えることも…。)
そして肝心の電気がエンジンまで流れなくなるので、かからなくなってしまうのです。

雨上がりというキーワードですぐにトラブルの原因はわかったので、不良部品と弱ってしまったバッテリーを交換して作業終了です。

雨の最中や雨上がりの時に走行中エンスト、アイドリングが不安定、始動しないなどの症状がある方は一度ご相談ください!!
ご連絡お待ちしております!!

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